凄まじい速度で成長するAIサービス。”Siriの上位互換”程度に思っていたものが、今となってはパソコンのファイルを直接読み書きしたり、ロゴやデザイン作成まで簡単にこなしてみせます。

今回、私は「AIを用いたアプリ開発」に興味を持ちました。自作ゲームやアプリ開発に憧れこそあったものの、プログラミングという壁を前に簡単に諦めてしまっていました。

そんなやる気も根性も足りていない私ですが、この度「App Store」にてiOSアプリをリリースしました!まさかの急展開!!

知識0でもAIでアプリが作れるらしい→3週間で開発&ストア公開へ!

App Storeに公開中のアプリ

アプリ名

Packed!

価格

無料(アプリ内課金あり)

概要

画像の結合・コラージュ、ファイルサイズの圧縮に特化したアプリ。オフライン処理でユーザー様のプライバシーを守りながら、誰もが簡単に使えるシンプルなデザインに仕上げました!

App Store

https://apps.apple.com/app/packed-img-compress-merge/id6757477581

制作環境

  • iPhone 15
  • Mac Mini

使用したAIサービス

  • Manus:アプリ・Web制作がテスト公開まで全てiPhone内で完結
  • Claude Opus 4.5:コーディング
  • Gemini (Nano Banana):アプリロゴ

制作費用

  • Manus:9,000円(Basic / Plusプラン各1ヶ月分)
  • Claude Opus 4.5:3,400円(Proプラン1ヶ月分)
  • Gemini (Nano Banana):950円(Google AI Proプラン1ヶ月分のキャンペン価格)

合計:13,350円

制作期間

  • 12月24日〜25日
    ↪︎アプリデザイン考案、機能の実装
  • 12月26日〜28日
    ↪︎機能の調整・バグ修正
  • 12月29日〜1月6日
    ↪︎Manus→Claudeへの以降作業、バグ修正
  • 1月7日
    ↪︎App Storeへの提出準備
  • 1月8日
    ↪︎ベータ版リリース、バグ修正
  • 1月16日
    ↪︎正式リリース

計23日間

振り返り

きっかけはSNSで「Manus(AI)で簡単に作れた!」とアプリやWebサイトを公開している投稿を見かけたことでした。気になってiOSアプリをダウンロードして試してみることに。

「◯◯みたいなウェブサイトを作って」「◯◯できるアプリを作って」といった曖昧な指示でも実際に動作するアプリとして一発で仕上げてきたので驚いたものです。

なんとなくのイメージが”形”になったことで、

「もっとこうした方がいいな」
「こういう機能も欲しいな」

とアイデアがどんどん湧いてきました。

しかし、機能の調整を繰り返すごとに

  • 思ったように指示が伝わらない
  • 修正した!と言いながら修正されていない
  • やっと修正されたと思ったら別の不具合が増えている

と発展しないやり取りが何往復と続いて、終いに契約しているプランで使えるクレジット(AIの使用上限)を使い果たすことに。

そこで私は「Claude」という別のAIに頼ってみることにしました。ChatGPTと同様にブラウザやiOSアプリで使えて、コーディングが得意なAIだと聞いていました。

Manusが繰り返し修正に失敗していたファイルをClaudeに渡して、不具合の内容を伝えました。すると、僅かな思考時間で原因を特定し修正したではありませんか。実際に動作確認をして直っていたので唖然としました。

指示の出し方や、プロンプトの定義など、工夫が足りていなかったことも大きな要因ですが、そもそものエージェントの能力差をはっきりと感じました。

味を占めた私は、以降の作業をClaudeに完全移行しようと思い立ちます。
しかし、再び問題が発生。
Claudeだけでは、Manusのようにテスト環境が構築できないということ。アプリの動作を確認するにはパソコンが必要になりました。しかも、iOS向けにリリースするにはMacが必須と知って…

気付けばMac Miniが目の前にありました。

閑話休題。
ここからは素人には難易度の高いフェーズに入ります。
「XCode」というApple純正の開発ツールにManusで作ったアプリデータを移して、動作テストや公開に向けた作業を…行おうとしました。

だけど

  • そもそもプロジェクトに開き方がわからない
  • ターミナルってなに
  • 開発サーバー?ビルド?Expo?

何もかもが未知の領域。知らない単語が大量発生。
ネットで調べたところでさっぱり分からないので、操作手順からAIに手取り足取り教えてもらいます。
1日あたりの作業時間は大幅に伸びてパソコンの前に座りっぱなしです。
「Manusでは動いていたのに。エラーもたくさん修正したのに」繰り返し表示されるエラーエラーエラーエラーエラーエラー。ここまできたら何としても完成させたいという意地でどうにか乗り切りました。

App Storeへの公開準備!

App Storeにアプリを配信するには「Apple Developer Program」に参加する必要があるのですが、なんと年間14,000円のサブスク式。高っけえ…。

さらに、審査用に登録する作業が本当に細かく、ほとんどのページが英語なので、AIには付きっきりで面倒を見てもらいました。結局、アプリに不備があり審査に一度落ちたのですが、丁寧にメールで修正が必要な箇所を教えてくれたので対応は想像よりも簡単でした。

まとめ

コーディングからデザインまで全てAIに任せられるとはいえ、平気で嘘をついてくるし、手抜きだってしてきます。
それなりに苦戦して作り上げた後の達成感はとても気持ちがよかったです。

Vibe Coding=ノリ(雰囲気)でコーディングとは言い得て妙で、散歩中に閃いたアイデアをスマホに打ち込んだら、数分後には形になっている。そんな時代が

調べ物の達人の”本領”を是非感じてみてください!最後までお読みいただきありがとうございました。