40万円の価値はある?iPhone Foldと高すぎるコストの壁
「今年は何が変わったの?」
イマイチ目新しさに欠ける近年のiPhoneシリーズですが、2026年はかなり面白い製品が登場しそうです。
噂されているのは廉価版MacBookシリーズやOLED版iPad Mini、そして「iPhone Fold」です。
新しい市場、後出しは成功する?
現在、折りたたみスマホとして日本国内で地位を築いているのは主にGalaxy Z FoldシリーズとGoogle Pixel Pro Foldシリーズ。
なかでも最新の「Galaxy Z Fold7」は折りたたみスマホの完成形と評されるほど。
更に直近ではHuaweiに続いて三つ折りスマホも発表しました。
しかし、まだまだ市場は成長段階。ガジェット好きの間では話題になりますが、世間に普及するのはもう少し先になりそう。
そんなタイミングでようやくラスボスのお出ましです。
「指紋認証を搭載した!」「画面が大きくなった!」
それが実際には後出しであっても、話題になり世間を賑わせるのはいつだってAppleでした。
新たな選択肢として地位を築けるか、高すぎると一蹴されてしまうのか。
価格について
iPhone Foldが歴代で最も高額なiPhoneになることは間違いないでしょう。
直近のリーク情報では最大2,399ドルに及ぶと予想されており、国内価格にして実に398,800円。
Galaxy Z Fold7と同じ土俵で戦うのであれば、最小構成は20万円台に収まって欲しいのが消費者の本音…。
これほどまでの高額予想の背景に何があるのか。
ディスプレイはこれまでの約3倍の面積。省電力かつ折り曲げにも対応するOLEDパネルが必須です。
最新世代のApple Siliconは製造プロセスの微細化によるコスト増と製造元のTSMCの値上げが影響しそう。
剛性も薄型化する上では欠かせません。iPhone Airと同等以上の剛性を確保する必要があります。
他にも、メモリを含む全体的なパーツ価格の高騰も挙げられます。
コストカットするか全部振りするか
いつだって期待以上のクオリティを提供してくるのがApple。
しかしコストは避けられない課題です。
・iPhone Airのようにカメラでコストカット+省スペース化
・より高性能なカメラや、画面内指紋認証といった次世代機能の見送り
・最新世代Apple Siliconの搭載見送り
・メモリ(RAM)容量の見直し
もしコストカットするならこの辺りでしょう。
また、個人的には今回も最小容量の引き上げが行われるのではないかと推測しています。
iPhone 17シリーズでは128GBオプションが廃止され最小容量が256GB〜となりましたが、当時のAppleは実質的な価格は据え置き(256GBモデルの価格が旧モデルの同容量と同じ)を主張していました。
Apple Care+の価格
高額な製品ほど保証の価格は上がりますし、折りたたみスマホの特性を加味しても1.5倍くらいの価格を覚悟する必要があるかもしれません。
全面保護ケースや硬いガラスフィルムを貼ることも難しいので有償保証には加入しておいた方が安心ですが…。
Apple Care +参考価格
iPhone 17 ProMax:3年 31,800円または1,580円/月
14inch MacBook Pro: 3年 44,800円または16,400円/年
OS
iPhoneにはiOSが搭載されますが、折りたたみスマホにはアプリケーションやマルチタスク操作への最適化が求められます。
iPadOS 26と同等の機能が実現すると予想されますが、Galaxyの熟成されたカスタムAndroidと同等もしくはそれ以上の操作性を確保するのは簡単ではなさそう。
AIは当分Geminiに頼るという報道もありましたので、Appleの強みであるOSの魅力もAndroidと差が縮まりつつあります。
重量
重量もAppleに課された大きな試練と言えるでしょう。
例えば、Z Foldシリーズは初代の276gから最新世代で215gまでの軽量化に成功しました。
そしてこの215gという数値はiPhone 17Pro Max (233g)よりも軽量なのです。
165gのiPhone Airを作ることに成功した今、iPhone Foldをどこまで軽量化させられるでしょうか。
参考重量
iPhone Air:165g
iPhone 17 Pro:206g
Galaxy Z Fold7:215g
iPhone 17Pro Max:233g
最後に
<p最近だとAndroidのAirDrop対応の発表)により乗り換えのハードルも以前と比べて大きく下がりました。
また、中華スマホの評価も上がり、コスパに優れた選択肢としてシェア率を伸ばしています。
次世代のiPhoneにはAppleならではの魅力がこれまで以上に求められるでしょう。
(image:MacRumors)