Pixio PX248/ 278Waveを自腹レビュー!必要十分なゲーミング性能と長期保証が魅力!
Amazonや楽天市場でゲーミングモニターを探していると、聞いたことのないメーカーの製品が検索上位に表示されることがよくありますよね。
「Pixio」もランキングの常連とは言え、比較的新しいメーカーであり、その価格の安さから警戒されることも。
実は数年前にご縁があってレビュー機をお借りしたことがあるのですが、今回は自腹を切ってで本音レビュー!
人気の理由や安さの理由にも迫りながら評価していきたいと思います。
Pixioってどこのメーカー?
Pixioは2016年にアメリカで設立されたゲーミングモニターブランドです。
日本国内でも2017年から取扱いが始まり、スマホケース「iFace」などで知られるHamee株式会社が正規代理店を務めています。
Pixioのモニター製品には全て2年保証(非正規店/ アウトレット品を除く)がついており、国内でのサポート体制が整っているのは購入する側にとって安心材料の1つと言えます。
Pixio Waveシリーズ ゲーミングモニター
今回レビューする「Wave」シリーズはゲーミング性能だけでなくデスク周りのデザインも重視するユーザーに向けたラインナップです。
ありがちな黒一色ではなく、白環境のトレンドに応えるホワイトを筆頭にパステルカラー8〜10色のバリエーションが用意されています。
PX248 Wave
スペック
- サイズ:23.8インチ
- 解像度:FHD (1920 × 1080)
- パネル:Fast IPSパネル(非光沢)
- リフレッシュレート:200Hz
- 応答速度:1ms (GTG)
PX278 Wave
スペック・価格
- サイズ:27インチ
- 解像度:WQHD (2560 × 1440)
- パネル:Fast IPSパネル(非光沢)
- リフレッシュレート:180Hz
- 応答速度:1ms (GTG)
人気と安さの理由
一昔前、ゲーミングモニターの定番といえばTNパネル@144Hzでしたが、昨今はゲーミング性能と発色の良さの両方に優れたFast IPSパネルが主流になっています。
“エントリー向け”というランクを1つ押し上げるような性能を確保しながら、仲介マージンをカットすることで低価格を実現。
結果、デザイン/ 価格/ 性能の3拍子揃ったヒット商品が生まれました。
自腹レビュー PX278WAVE
開封・外観デザイン
今回は1番人気のホワイトカラーをチョイス。液晶以外の全ての部分が(付属するケーブル類やアダプター含めて)白色だったのは嬉しいポイント。
3辺ベゼルレスデザインで、見栄えはもちろんマルチディスプレイ環境にもよく合います。
画質・発色について
画質や発色に関してはメーカー問わず頭打ちな部分があって差は付きにくいです。
それでも、高解像度のFastIPSパネルは、TNパネルやFullHD解像度からの移行だと一目で映像が綺麗なことに気付きます。
パネルの表面は非光沢(アンチグレア)仕上げで反射や指紋などに強いのが特徴です。
光沢タイプほどの鮮やかさは無いものの、ゲームプレイの妨げとなる反射を大幅に低減します。
一方で、HDRコンテンツやゲームの映像美を最大限楽しみたいなら、光沢仕様のゲーミングモニターがおすすめ。
ゲーミング性能
PX248WAVE:FullHD@200Hz
PX278WAVE:WQHD@180Hz
PX248WAVEはFPSゲーマーに最適な解像度とサイズ。
PX278WAVEは大画面&映像美を求めるゲーマーに最適。
リフレッシュレートの差(20Hz)は無いに等しいです。
しかし、「PX278WAVE」の解像度(2560 x 1440)はFullHDの1.8倍ほど高くPC側の負荷が大きくなります。
自身のPCが180Hzを維持出来る性能を持ち合わせているか。画面収録や配信を並行して行う方も確認しておきたいところです。
TNパネルとの比較
並べてみて最初に感じたのは映像の鮮やかさです。
輝度が高く色表現が豊か。視野角も広い。
しかし、TN独特の色味を好むプロプレイヤーが多いのも事実。
この点に関しては好みになってしまいますが、一応輝度やコントラスト・色味の調整でTNパネル風にすることは可能でした。
フリッカーフリーや黒挿入といった機能も付いているので、カスタマイズの幅はそれなりに広いです。
また、同じリフレッシュレートで見比べる分には残像感などの差は体感出来ませんでした。
24インチ→27インチの移行
ゲーム以外の作業(マルチウィンドウや動画鑑賞)においてはプラスの恩恵が多かったです。
WQHD解像度による作業スペースの拡張も効率アップに繋がりました。
一方で、FPSタイトルでは敵やクロスヘアの見え方が少し異なりアジャストが必要でした。
負荷が高い分フレームレートも下がり気味で、パフォーマンス重視の方にはPX248WAVE(23.8インチ@200Hz)がおすすめ。
気になった点
モニター底面にOSDメニュー用ボタンが並んでいますが操作が分かりづらい。
モニター背面にスイッチを配置するメーカーもあるので底面配置は良いのですが、電源と矢印以外のボタンの機能が分かりづらい。
最低限、メニュー上にボタン操作の案内があれば欲しかったものです。
ジョイスティックタイプであればこの辺り直感的に操作出来るので、今後の改善に期待したいところ。
また、映像ソースを切り替える際にすぐにモニターがスリープモードに入ってしまい、次の操作を受け付けるまでに少し時間がかかるのが個人的に少し面倒に感じました。
スピーカーは最低限
ディスプレイの内蔵スピーカーは「動画鑑賞くらいなら許容できる」程度のもの。
別途2,000円弱程度のスピーカーを設置するだけでも効果はかなり感じられます。
USB-C接続やPD非対応
仮に、デスクトップPCとノートPCをシームレスに切り替えるような使い方をしたいならば、もう少し予算を上げて別の製品を検討するべきかもしれません。
とはいえ、DP1.4 ×1, HDMI2.0 ×2の入力端子を備えているのでパソコンとゲーム機を切り替えて使う分には全く問題ありません。
モニターアーム推奨
付属のスタンドはとってもシンプルで、首の前後の角度調整のみ可能。
大きく角度をつけたり高さや距離を好みに合わせるならば、WAVEシリーズ用のモニターアームを合わせて購入するのがおすすめ。デスク環境もより綺麗にまとまります。
筆者はエルゴトロンのモニターアームに取り付け使っていますが、PX248WAVEがもう1台買えるような値段でしたので、8,000円前後で本体同色のモニターアームを買えるなら結構コスパ良いのかも。
まとめ
東芝(REGZA)やSONY(INZONE)、アイリスオーヤマなど国内メーカーもゲーミングモニター市場に進出し始めており、名の知れたメーカーの製品であればどれも同じような満足度は得られると思います。
一方で、安さと性能を全面に売り出しながら、よく見ると保証期間の記載がない怪しい製品が多いのも事実。
2年間の製品保証と豊富なカラーバリエーション
Pixioが競合製品の中でも光るのはこの魅力があるからだなt思いました。
60HzモニターやTNゲーミングモニターからの乗り換え、コスパ良くセットアップをオシャレにしたい方にとても良い選択肢だと思いました。




